育児と仕事の両立、ほんとに大変ですよね。
「仕事もちゃんとやりたいし、子どもとの時間も大事にしたい。でも、どう考えても無理……」
なんて、ため息をついていませんか?

仕事と育児の両立、無理ゲーすぎるだろ
私も、ため息どころか道端で子どもと一緒に泣いていたし、
家の中では「できるわけねぇだろ!!!」とキレ散らかしていたこともありました。
正直、仕事と育児を完璧に両立するのはむずかしい。
でも、「両立」じゃなくて「調和」させるって考え方にシフトすると、グッと気持ちがラクになります。
今回は、仕事と育児をうまく調和させるための考え方や、ストレスを減らすコツを紹介します!
- 仕事と育児の両立とはなんなのか、前提を疑うことができる
- 人に頼ることの大切さが分かる
- 育児と仕事でストレスフルな心の整え方
1. 「両立」って考え方に疑問をもってみる
そもそも「両立」ってなんでしょう?
仕事と育児、どちらも全力でできたら「両立できた」と言えるのでしょうか?
でも、それってしんどいんじゃないかな、と思います。

私も以前は、
「両立」できていない自分や、
両立させてくれない社会に
ブチギレてました
でも大事なのは、「仕事と育児を無理なく調和させる」こと。そのためには、ちょっと考え方を変えてみましょう。
1-1. 「やらなきゃいけないこと」を棚卸ししてみる
この家事は本当にやらなければならない家事なのか、一回考えてみる
⇒一度スプレッドシートやエクセルで、家事(タスク)一覧を洗い出してみましょう!
その際、
「かかっている時間」
「誰が担当しているか」
「やりたいことなのか、やらなきゃいけないことなのか、やらなくてもいいことなのか」
を考えてみます。
世の中には、先人たちの偉大な教えである「家事ラクテクニック」もたくさんありますし
そもそもその「やらなきゃいけないこと」自体が都市伝説だったりします。
有名なもので言うと、「トイレの足ふきマットは不要」ってやつとかですね。
洗濯が大変な上に、おしっこ雑菌が蓄積されて不衛生。
それを知った時は即捨てました。
初めて一人暮らしした時に自分で買った思い入れのあるマットでしたが、
雑菌と共におさらばしてやりました。

大切なのは、
「今の自分にできること、自分が進んでやりたいと思っていること」
にフォーカスすること。
これならやる意味がある、と納得できるものだけこなしていくと、
「やらなきゃいけないことに追われている」という受動的な状況から
「自分(家族)の心地よさのために、できる範囲でやっている」と主体的に捉えられるようになり
心に余裕が生まれます。
「家事の常識」を壊すにはこれ! |
1-2. 他人と比べない!
SNSを見て、「あの人、仕事も育児も完璧でスゴイ……」と思うこと、ありますよね。

そんな人に限って美人。
神は二物も三物も平気で与えやがります
でも、他人と自分は違うんです。
他人と比べて落ち込むよりも、「うちはうち!」と割り切って、自分に合ったバランスを見つけるほうがずっとラクになります。
割り切る際に頼りになるのが、「自分の軸」です。
単に「よそは関係ない」と周りをシャットアウトするだけでは、有益な情報も入ってきにくくなってしまいます。
(ただ、かなり疲れている状態のため一時的にシャットアウトすることは、心の平穏を保つためには有効です。
とてもじゃないけど起き上がれそうにないときは、迷わずシャットアウトしましょう)
周りの情報も得つつ、それを「自分の軸」を判断基準にして取捨選択していく。
自分の軸づくりは話が長くなってしまうので、まずは「他人と比べない」ということを意識しましょう。
自分、大切にしてあげましょ。
2. 仕事と育児をうまく「調和」させるには?
2-1. 「頼る」ことを受け入れる
「全部自分でやらなきゃ!」って思っていませんか?

何を隠そう、私も頼り下手でした。
私は3人目が生まれた際に、物理的に手が足りなくなって産後ヘルパー制度を利用しました。
ただ、「本来自分でやるべき部分を、他の人に手伝ってもらっている」という感覚がぬぐい切れず、
なんだか申し訳なさをずっと感じていました。
(今思うと、相手も仕事だし何も申し訳なくないんだけどね)
でも、いいんです!
頼っていいんです!
というか、育児は頼らないとダメなんです!!
原始人の時代から、育児は「チームでするもの」でした。
ここ数十年でいきなり、「各家庭で育児」するようになり、
さらには「仕事」まで降りかかってきた私たち。
遺伝子的にも無理ゲーになって当たり前なんです。
人間として限界突破を目指さなくて大丈夫です。
そりゃ中には、一人で全てこなしてしまう限界突破ママは存在しておりますが、
それは遺伝子の突然変異です(頑張っている方ごめんなさい…)。
普通の人は、まずは原始時代から続く「チームで育児」を目指しましょう。
- パートナーと家事・育児を分担する
- 一時保育や家事代行サービスを利用する
- 行政の「ファミリーサーポートシステム」を利用する(私は保育園の送り迎えを部分的に頼んでいます)
- 友人のママ友と協力する(夜ごはんを友人家族と一緒に食べるだけでも、お互い協力していることになります)
- 仕事で手伝ってもらえることは同僚や上司に相談する
頼ることは「手抜き」じゃなくて、「賢い選択」です!
2-2. 心を整える習慣を持つ
ストレスを減らすためには、心のケアも大事。
朝や夜に「自分時間」をつくる
- 早起きして好きな本を読む
- 子どもが寝た後にゆっくりお茶を飲む
「時間があったら」ではなく「自分時間は優先して確保する」のがコツです。
ただでさえやることてんこ盛りな私たちなので、
「時間があったら」マインドだと一生その時はやってきません。
今すぐに手帳に書き込むのです。
「自分時間」を。
まずは30分でいいので、その「自分時間」は他のどんな予定もブロックして、
自分の喜ぶことだけに使う時間にしましょう。
感謝を意識する
- 1日1つ、「今日よかったこと」を思い出す
- 家族との小さな幸せを大切にする
他人への感謝のみならず、「自分への感謝」も意識しましょう。
今日、疲れていたけど本を2ページ読めた。自分ありがとう。
今日は人に〇〇の仕事をお願いすることができた。自分いいね!などなど。
特に寝る前、布団の中で「自分への感謝」をすると、
次の日以降もその前向きなエネルギーが残りますよ!
心が整うと、仕事も育児も前向きに取り組めるようになります。
3. 「調和」すると得られるメリット
仕事と育児をうまく調和させると、
- ストレスが減って、気持ちに余裕ができる
- 子どもとの時間がもっと楽しくなる
- 仕事の効率もアップして、やりがいを感じられる
など、いいことがたくさんあります!
完璧を目指すより、他の人と比べず「自分らしいバランス」を見つけることが大事。
まとめ
仕事と育児を「両立」しようとすると、どうしても無理が出てしまいます。
でも、「調和」という考え方を取り入れると、もっとラクに、もっと豊かに生きられるようになります。
✅ 自分のできることにフォーカス
✅ 他人と比べない
✅ 周りを頼る
✅ 心を整える
この4つを意識するだけで、気持ちがグッと軽くなるはず。
ブチ切れの回数もだんだん減っていくでしょう。
無理せず、自分らしい「調和」を見つけていきましょう!
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